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2015年1月31日土曜日

AWSではS3やSQSのネットワーク構成は意識しなくて良い?

最近、仕事でAWSを利用しつつあるのですが、S3やSQSといったAWSが提供するサービスについて、基本的にネットワーク構成を意識する必要がない(できない?)ようです。

AWSでも仮想ネットワーク単位を示すVPCやその中のサブネットといった概念は存在します。
 仮想サーバであるEC2をどのサブネットに配置するかといった設計は必要なのですが、S3やSQS等のサービスについては、ネットワークのどの場所に配置するのかという設計は存在せず、クラウド上にAWS利用者が自由に使える形で存在しており、基本的にAPIでアクセスすればOKということのようです。

Windows系SEの日記: 書籍「Amazon Web Services 徹底活用ガイド」を購入。AWSの勉強の最初の一冊としていいかも

でも紹介しましたが、AWS取っ掛かりの一冊としてオススメしておきます↓。

2015年1月18日日曜日

書籍「Amazon Web Services 徹底活用ガイド」を購入。AWSの勉強の最初の一冊としていいかも

最近、仕事でAWS(Amazon Web Services)を扱うようになり、徐々に勉強中です。

AWSの場合、Amazonの公式サイト等のWeb情報が豊富なのですが、AWSの概要や具体的な構成例等の取っ掛かりに関する情報をつかむために、一冊くらいAWSの書籍も欲しいところ。
色々探した結果、書籍「Amazon Web Services 徹底活用ガイド (日経BPムック)」がを購入したのですが、結構良さ気でしたので紹介したいと思います。



■目次(Amazonより引用)


Amazonのサイトに詳細な目次が載っており引用します。目次を見るだけである程度内容がつかめると思います。
──『 基本編 』──
【第1章】 AWSのネットワークを知る はじめてのAmazon 探検
[Introduction] クラウドってなに? AWSの探検を始めよう
[Part1] シンプルなWebサーバーを作成 インターネットに公開する
[Part2] 複数のサブネットを作成し業務ネットワークを設置する
[Part3] 耐障害性は?料金は? AWSに関する素朴な疑問を知る

【第2章】 特徴を理解してAWS使いになるぞ!

【第3章】 12個の最新サービス/最新機能

──『 導入編 』──
【第4章】 使って分かった! 失敗しないAWS 10社の事例に見る想定外と対処法
[PART1] ドキュメント■ミサワホームが直面した想定外
[PART2] 図解■ハイブリッド構成で役立つAWSの主要サービス
[PART3] 事例■テーマ別、想定外への対処法
―コスト、可用性、データ連携、システム移行、運用性
[PART4] 解説■データ連携の仕組みを作る
[付録] AWS上のシステム運用管理、専用SaaSで自動化しよう

【第5章】 AWSの開発・運用 やってはいけない

【第6章】 はじめてのAWS つまずきポイントはココだ!
[PART1] AWSを始める前に押さえるポイント
[PART2] EC2とEBS:意図せずIPアドレスが変わる
[PART3] S3:命名ルール知らないとエラーに
[PART4] VPC:設定したはずが通信不能に
[PART5] RDS:DBサーバーと思うと失敗する
[PART6] 知らないうちに割高に
[PART7] 最悪の場合アカウント停止も
[PART8] 仕様を知らないと使えない
[PART9] メールやブラウザーに落とし穴

【第7章】 クラウドが起こす副作用 ライセンス費の無駄

──『 実践編 』──
【第8章】 動き出した基幹系×クラウド 事例で分かった移行の勘所
[PART1] 事例■試行錯誤のIT現場
[PART2] 総論■なぜ今、クラウド化なのか
[PART3] 方法■クラウドへの移行手順
[PART4] 工夫■フェーズごとの勘所
[PART5] 事例■クラウドだからできた基幹系

【第9章】アーキテクチャー設計の常識が変わる クラウドの勝ちパターン
[PART1] 初めてのクラウド活用
[PART2] 性能/システム連携
[PART3] 信頼性
[PART4] セキュリティ/運用性
[PART5] コスト

【第10章】 AWSで構築するビッグデータ基盤

【第11章】 ゲーム会社がAWSで磨く 基盤運用力、ログ分析力


■クラウド未経験の人がAWSを勉強する最初の一冊としてオススメ


基本的には、日経SYSTEMSや日経NETWORK等に掲載された記事を再構成した部分が多いようですが、上の目次を見て頂ければ分かる通り、AWSの基本から始まり、事例、開発運用例、AWSの各コンポーネントをどのように組み合わせるかの設計例と、AWSを勉強する上でまず知りたいことが手堅くまとめられていると思います。

システム構築の経験はあるけど、クラウドは始めてで…というような人のAWS勉強の最初の一冊としてオススメしたいと思います。

2015年1月15日木曜日

Windows 7 のメイン ストリーム サポートが終了。注意すべきポイントについて

Windows 7 のメイン ストリーム サポートが2015 年 1 月 13 日 (米国時間) に終了したことがニュースになっています。

Yahoo!ニュース - 「Windows 7」、メインストリームサポートが終了 (CNET Japan)

ただメインストリームサポートが終了しても、延長サポート中はセキュリティパッチも提供されますし、マイクロソフトのプレミアサポート等有料サポートは引き続き受けられるため、システムの現場ではメインストリームサポートの終了はあまり意識されない場合が多いんですよね。


■メインストリームサポート終了時の一番のポイントは?


私が考えるメインストリームサポート終了一番のポイントは、その製品に不具合があった場合の対応についてです。

マイクロソフト製品がらみのシステムを使っている場合、そのサポートにマイクロソフトのプレミアサポートなどの有料サポートを使うことがあります。
例えばWindows 7を利用するシステムのトラブルの際にマイクロソフトのプレミアサポートに問い合わせ、その結果Windows 7の不具合がシステムトラブルの原因だったことがわかったとします。
メインストリームサポート期間中は問い合わせ費用は原則無料になりますが、メインストリームサポートが終了し延長サポート期間であれば、Windows 7の不具合がシステムトラブルの原因であったとしても問い合わせ費用は有料となってしまいます。

これをエンドユーザー等に説明すると、何でマイクロソフト製品の不具合のせいなのに客が費用を負担する必要があるのか…とよく言われますので注意して下さい。