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2021年2月14日日曜日

完全無料でAzure App ServiceにASP.NET Webアプリケーションを発行する手順まとめ

 今更ながら仕事でAzureをさわることになり、勉強中です。とりあえず、Azure App ServiceにWebアプリケーションをアップロードするまで、お金を使わずできたので手順をまとめておきます。



Azure無料アカウント作成


まずMicrosoft Accountでログインし、Azureのサイトにアクセス。


無料アカウントにサインアップします。をクリック

個人情報を入力。

クレジットカード情報を入力する必要がありますが、無料期間中はクレジット請求されることはないとのこと。


Azureアカウントが作成されます。
通知をクリックすると、無料試用版分として22,500円まで使える旨のメッセージが表示されます。

App Service作成


続いて、ASP.NET Webアプリケーションのアップロード先となる、app serviceを作成します。

まずはリソースグループを作成します。必ずしも作成する必要はないですが、app service等様々なリソースをグループ化できるので、作っておいたほうがよさそう。

先に作成したリソースグループ内に、App Serviceを作成。
インスタンスの詳細→名前
はそのままAzureに公開されるURLになるので、重複しない名前を設定する必要があるようです。

App Service作成完了後、このようにURLが表示されます。


アプリケーションをアップロードしていない状態で、URLにアクセスすると、このような画面が表示されます。


ASP.NET Webアプリケーション発行


作成したApp ServiceにWebアプリケーションを発行します。

ここでは無料で使えるVisual Studio 2019 Communityを使います。

あらかじめ、Azureアカウントを作成したMicrosoftアカウントでVisual Studioにログインしておきます。



ここではASP.NET Webアプリケーション(.NET Framework)を作成することにします。



ここではASP.NET MVCアプリケーションを選択。認証のところは、認証ありを選ぶとデフォルトでDBアクセス等の処理がサンプルに入ってしまい、簡単にAzure上で動作させられなくなるため、「認証なし」のままにしておきます。

プロジェクトファイルが作成されるので、念のためデバッグ起動してローカルで動作することを確認しておきます。


いよいよ、このASP.NETアプリをAzureに発行します。

Connected Servicesをダブルクリック



「開始」から発行プロファイルを作成します。



Azureアカウントを作成したMicrosoftアカウントにログイン済みであれば、自動的にAzure上で作成したリソース類が表示されます。先ほど作成したApp Serviceを選択し、「完了」。


「発行」ボタンをクリックすると、概要の内容に基づき、コンパイル及び発行が自動的に行われます。

発行完了後、先のAzure App ServiceのURLにアクセスすると、発行されたサンプルアプリケーションが表示されるはずです。

以上で完了です。









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