今更ながら仕事でAzureをさわることになり、勉強中です。とりあえず、Azure App ServiceにWebアプリケーションをアップロードするまで、お金を使わずできたので手順をまとめておきます。
Azure無料アカウント作成
まずMicrosoft Accountでログインし、Azureのサイトにアクセス。
無料アカウントにサインアップします。をクリック
個人情報を入力。
クレジットカード情報を入力する必要がありますが、無料期間中はクレジット請求されることはないとのこと。
Azureアカウントが作成されます。
通知をクリックすると、無料試用版分として22,500円まで使える旨のメッセージが表示されます。
アプリケーションをアップロードしていない状態で、URLにアクセスすると、このような画面が表示されます。
ここではASP.NET MVCアプリケーションを選択。認証のところは、認証ありを選ぶとデフォルトでDBアクセス等の処理がサンプルに入ってしまい、簡単にAzure上で動作させられなくなるため、「認証なし」のままにしておきます。
発行完了後、先のAzure App ServiceのURLにアクセスすると、発行されたサンプルアプリケーションが表示されるはずです。
App Service作成
続いて、ASP.NET Webアプリケーションのアップロード先となる、app serviceを作成します。
まずはリソースグループを作成します。必ずしも作成する必要はないですが、app service等様々なリソースをグループ化できるので、作っておいたほうがよさそう。
先に作成したリソースグループ内に、App Serviceを作成。
インスタンスの詳細→名前
はそのままAzureに公開されるURLになるので、重複しない名前を設定する必要があるようです。
App Service作成完了後、このようにURLが表示されます。
アプリケーションをアップロードしていない状態で、URLにアクセスすると、このような画面が表示されます。
ASP.NET Webアプリケーション発行
作成したApp ServiceにWebアプリケーションを発行します。
ここでは無料で使えるVisual Studio 2019 Communityを使います。
あらかじめ、Azureアカウントを作成したMicrosoftアカウントでVisual Studioにログインしておきます。
ここではASP.NET Webアプリケーション(.NET Framework)を作成することにします。
プロジェクトファイルが作成されるので、念のためデバッグ起動してローカルで動作することを確認しておきます。
いよいよ、このASP.NETアプリをAzureに発行します。
Connected Servicesをダブルクリック
「開始」から発行プロファイルを作成します。
Azureアカウントを作成したMicrosoftアカウントにログイン済みであれば、自動的にAzure上で作成したリソース類が表示されます。先ほど作成したApp Serviceを選択し、「完了」。
「発行」ボタンをクリックすると、概要の内容に基づき、コンパイル及び発行が自動的に行われます。
発行完了後、先のAzure App ServiceのURLにアクセスすると、発行されたサンプルアプリケーションが表示されるはずです。
以上で完了です。