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2016年7月24日日曜日

【12ステップで作る組込みOS自作入門】実践記(2)とりあえずHello World表示までできた環境を紹介

書籍「12ステップで作る組込みOS自作入門」で組込みOS実装にチャレンジ中です。

Windows系SEの日記: 【12ステップで作る組込みOS自作入門】Windows 10+Cygwinで実装中

前回で、とりあえずWindows 10+Cygwin上にクロス開発環境を構築し、コンパイルできるところまで確認できました。


■秋月電子からH8/3069Fを購入


秋月電子から

AKI-H8/3069FフラッシュマイコンLANボード: 組立キット 秋月電子通商 電子部品 ネット通販







を購入しました。

12ステップで作る組込みOS自作入門」の内容を試すだけなら、CPUボード [K-01271]単体のほうで問題ないようでしたが、なんとなく単体販売のないマザーボード等色々付属しているほうを購入してみました。

 CPUボード


に加えて、

マザーボード



LCDモジュール


ACアダプタ


その他パーツ一式

が付属してました。

CPUボードはすでに完成品ですが、マザーボードやLCDを使う場合ははんだ付けが必要になるようです。



■Windows 10で使えるUSBシリアル変換ケーブル


開発PCのLAVIE Hybrid ZEROには当然シリアルポートはついてませんので、マイコンと接続するためのUSBシリアル変換ケーブルが必要になります。

Windows 10で使えるUSBシリアル変換ケーブルは複数あるようですが、秋月電子では品切れだったのでとりあえずAmazonからこちらのケーブルを購入しました。

上記ケーブルをUSB接続してみたところ、別途ドライバーをインストールすることなく自動でWindows 10に認識されたようで、COM3をシリアルポートとして使えるようになりました。


H8/3069Fのシリアルポートにも問題なく接続できました。



コンパイルした実行ファイルの転送にはルネサスのツールFDTを使いました。




あとは、書籍の手順通りでHello World!のメッセージをシリアル経由で表示できるところまでは確認できました。


これで「12ステップで作る組込みOS自作入門」の1stステップまで確認できたことになります。

12ステップで作る組込みOS自作入門」では、開発用にシリアルポート付きの古いPCを推奨されてますが、最近のWindows 10ノート+Cygwinでやってみようと思っている人は、上記環境を参考にしてもらえればと思います。







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