当面は充電期間に充てていたのですが、ぼちぼちエンジニアとして復帰も考えようかなというところで、組込マイコンの職業訓練を受講することにしました。
組込みマイコンに関する職業訓練は全国で行われているようですので、今後組込マイコンの職業訓練を受講しようかなと考えている人向けに体験談を書いていこうと思います。
■職業訓練の組込マイコン科とは?
職業訓練にも色々あるのですが、私が受講することになった組込マイコン科というのは、 マイコンに対してアセンブリやC言語でのプログラミングを学ぶコースとのこと。またC言語でのLinuxのデバイスドライバ開発等Linuxに関する学習もあるようです。
私は基本的にWindows系のSEで、組込系やLinux関連のプログラミングというのは今までのキャリアで経験できなかった分野です。ちょうどいい技術分野なのと、職業訓練なので基本無料(さらに雇用保険ももらえる)ということで受講することにした次第です。
■SE経験者でも組込マイコン職業訓練を受講可能でした
職業訓練は希望すればだれでも受講できるというものではなく、基本的に科ごとに定員があります。また組込マイコン科については受講のための選考試験もありました。
ちなみに私が受けた選考試験では定員に対して1.5倍くらい受験者がいました。選考試験は筆記と面接です。正直筆記試験の難易度は低めで、多分明らかにプログラミングが不向きな人を足切りするためのもので、基本的に面接で受講者を決定しているものと思われます。
基本的に職業訓練は未経験者向けのものだと思いますので、定員の1.5倍の受験者いる場合、私のようなSE経験者はそもそも職業訓練の必要性が薄いと判断されて落とされるのではないかと心配してましたが、結果としては選考を通り受講することになりました。
■職業訓練(組込マイコン)選考試験の面接で話したこと
面接では、特に面接用の準備は行わず素直に本音を話しました。まとめると
- SE経験はあるが組込マイコンの実務経験はないこと
- 今後はプログラミングよりの仕事にシフトチェンジしたいので、プログラマーとして付加価値をつけるためにこの職業訓練を受講したい
というようなことを話したと思います。
面接の内容が良かったのか悪かったかはわかりませんが、競争率1.5倍?を無事突破できました。
■職業訓練(組込みマイコン)のカリキュラム
で、組込みマイコン職業訓練のカリキュラムですが、
- 電子回路
- アセンブリ言語
- C言語
- 組込みマイコン向けC言語
- Linux
という感じで進んでいくようです。
体験談や訓練の内容、感想を徐々に記事にしていきます。