ただVBScriptはShift_JISを前提として作られているため、それ以外の文字コードを扱うにはADODB.Streamオブジェクト等を使う必要がありますが、その際のつまづきやすいポイントを紹介します。
■UTF-8の文字コードをデコードする例
例えば、UTF-8の文字コードをデコードするには以下の様な処理が必要です。
Dim oUTF8
Set oUTF8 = CreateObject("ADODB.stream")
With oUTF8
.Open
.Type = 1 'adTypeBinary
.Write(baUTF8)
.Position = 0
.Type = 2 'adTypeText
.Charset = "UTF-8"
strUTF8 = .ReadText()
.Close
End With
ここでポイントになるのはStream.Writeメソッドです。
上記のとおり、Writeメソッドの引数としてバリアント型にbyte配列を格納して渡して上げる必要がありますが、そもそもVBScriptでは明示的にbyte配列を記述することはできません。
VBScriptでbyte配列を作り出す方法は以下を参考にして下さい。