時々、ドライブ名がハードコードされたアプリケーションの動作確認や解析を依頼されることがあります。この際面倒なのが、動作確認環境に対応するドライブ名(例えばZ:等)がない場合です。
対応するドライブが存在しないとアプリケーションが正常動作しないので、何らかの方法でドライブを作成する必要があるわけですが、実際にドライブを作るのは面倒ですし、環境によっては作成できない場合もあります。
このような場合、 SUBSTというコマンドを使うことで任意のフォルダをドライブとして割り当てることが可能です。
例えば、以下の様なFドライブが存在しない環境で
E:\temp\F_driveフォルダをFドライブとして使う場合は、コマンドプロンプトから
subst F: E:\temp\F_drive
とすることでFドライブが作成されます。
なお再起動することで、作成されたドライブはなくなります。手動で削除する場合は、
subst F: /D
と/Dオプションを使えばOKです。