私もそうでしたが、CPUやコンピュータのハードウェアよりのアーキテクチャに関する書籍はかなりハードルが高いものが多いです。もう少し取っ付きやすい本はないかな?という人にオススメするのが以下の2冊です。
CPUの創りかた
CODE コードから見たコンピュータのからくり
■CPUの創り方:目次
1 はじめの一歩のその前に
2 LED
3 デジタル回路の基礎の基礎
4 リセットとクロック回路
5 ROMを作る
6 CPUの設計準備
7 1bitCPU(らしきもの)
8 ALUとプログラムカウンタ
9 命令デコーダ
10 全回路図
11 動作確認
■CODE:目次
親友
コードと組み合わせ
点字とバイナリコード
懐中電灯の解剖学
角を回って見る
電信とリレー
私たちの10個の数字
10に代わるもの
ちょびっとずつビットで
論理とスイッチ〔ほか〕
上記の目次からもわかりますが基本的には2冊は似た構成です。論理回路の説明から入り、究極的には論理回路の組み合わせによりCPUが出来上がるということがわかりやすく記述されてます。
またCPUが機械語をどのように解釈して動くのかということも腹に落ちると思います。
2冊の違いは、CPUの創り方は実際に簡易4bitCPUを作ってみようというテーマなのでハードウェアに重点を置いているのに対して、CODEはより論理的な説明に重点をおいている感じでしょうか。
私自身、ハードウェアやCPUの仕組みを知りたいなと思いながらもなかなか取っ付き易い書籍が見つからなかったのですが、上記の2冊は取っ掛かりとしてオススメできます。