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2014年8月22日金曜日

IE11エンタープライズモードがSIerには悩みの種になりそう

2016年1月12日以降最新のIEのみがサポート対象になり、そのためWindows 7+IE8を動作保証対象としている企業システムは対策を迫られます。

その対策として、今まで話題になりそうで、あまりなってなかったIE11のエンタープライズモードが改めて注目されそうですが、このエンタープライズモード、SIerにとって逆に悩みの種になりそうな気がします。


■IE11エンタープライズモードとは



IE11エンタープライズモードというのは、以下のマイクロソフトのブログ記事にもありますが簡単に言うとIE11上で特定のページのみIE8互換で動作させる仕組みです。

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機能自体は多分?よく出来てるんだと思います。


■エンタープライズモードがお客様との費用交渉を難しくする


とは言え、このエンタープライズモードでマイクロソフトがIE8完全互換を保証してくれるわけではありません。そのためSIerの立場で既存のIE8対象システムをエンタープライズモードで動作保証するためには、結局ひと通りの確認試験をせざるを得ないということになります。

逆にお客様はIE11に移行する費用をエンタープライズモードを使って大幅に安くするようにSIerに求めてきますので、かえって費用交渉が難しくなるんですよね…。

今後、IE11エンタープライズモードを使うことで確認試験費用をいかに下げられるかがSIerの課題になりそうです。


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